2016年10月15日

立ち上げ


こんにちは、弟子の中村です!


日々過ごしていて少しずつ秋を実感することが増えてきました。


今回の教室で生徒さんから柿を頂きました。


ありがとうございます。


その柿を休憩タイムの時に頂きました。


やはり旬の食べ物は格別に美味しいですね!


食欲の秋を感じられました。






10月15日







網代編みでカバンを作っている生徒さんがいらっしゃいます。


網代編みとは隙間なく詰めてあむ編み方です。


物を入れるのに適している編み方となります。





熱したコテをあてて曲げていきます。


箱ものなので広がらず、詰め過ぎずに角がきちっと上がると上品に仕上がります。


先生に「ここがもう少し倒しぎみの方がいい」とアドバイスを受けながら、


焦がすことなく、四辺ともに丁度良い角度にするために丁寧に


微調整されていました。



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あとは折れないように気を付けながら角を編み、


程よく詰めれば綺麗な箱となります。


良い形をイメージしながら近付くよう進めていくと良いと思います。


縁をはめると完成にグッと近づきますので楽しみにしております!




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こちらの生徒さんは亀甲編みの立ち上げをし、


終えられて側面を編んでおられました。





亀甲編みは熱することはせず、竹のしなやかさを使い立ち上げます。


霧吹きで水をかけて折れないように立ち上げていきます。


立ち上げる時は六角形だけでなく、


五角形も出てくるため混乱しやすいと思います。


どちらに傾く竹ヒゴであるのかが解れば


間違えることなく立ち上げれます。





立ち上げた後の側面は、


竹ヒゴの傾き具合や少し遠目で全体的に形を見て


チェックしながら進めていくとまっすぐに立ち上がります。


生徒さんの理想の形に作り上げれるようお手伝いしたいと思います!



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今回の教室全体の様子です。



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教室に興味のある方、申し込み希望の方はこちらのページをご覧ください。
http://shouchiku-school.seesaa.net/article/210416974.html?1371962968





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2016年10月01日

長い竹ヒゴづくり



こんにちは、弟子の中村です!



最近雨の日が多く気温も低めですが、皆様の体調はいかがでしょうか?


私は雨があまり好きではありませんが、


雨が続くと工房の中庭のコケが元気に感じます!


コケが生き生きしている様子が見られることは嬉しいので雨の日も


必要だと感じます。



また朝も冷え込み出しましたので、


上着を羽織ったり長袖を着たりして体調を崩す事がないように


お気をつけてお過ごしください。





10月1日






菊底編みカゴの材料づくりをしている生徒さんがいらっしゃいました。



この課題では長い竹ヒゴが必要となります。


なので、だいたい畳一畳分ぐらいある長い竹を割っていきます。


最初は「竹を縦に立てて割っていくんかなぁ?大変そう」と仰っていましたが、


長い竹を上手に割っていらっしゃいました。


竹を横に倒し、はじめは木槌でナタを叩いて割り、はじめのきっかけを入れて


割り進めます。


次々と割っていき細くなったらいつもとあまり変わらずに割っていけますが、


最初は力がいります。


ナタを持っていない方の手や脇でしっかりと固定させることが出来れば


ナタが扱いやすくなり、割りやすくなります。


長い竹を割っている時に節の裏が出ていたらケガをしやすいので、


節の裏をとる作業をします。

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長い竹ヒゴづくりは慣れるまでは扱いが大変だと思いますが、


上手く節を越える練習になると思います。


良いヒゴができ、良い作品ができることを楽しみにしています!



 





一輪挿しを完成された生徒がいらっしゃいました。


とてもぴったりな おとし を作られましたので、あとは家に飾って


お花を生けたら素敵な一輪挿しが完成ですね♪


その生徒さんが、


自分で作った作品にお花を生けるときに、作った過程や難しかったところ、


うまくいき気に入ったところを思い出しながら生けるのかなと想像したら


私も嬉しくなります。


完成おめでとうございます!

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編んでいる生徒さんの写真です。


1つ目の課題である亀甲編みを編み始めた生徒さん
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鉄線編みという難しい編み方を一生懸命覚えている生徒さん
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花六つ目編みのとても細いヒゴをさしている生徒さん
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教室は月に2回で、2斑に分かれ午前(10時〜12時)と午後(13時〜16時)を


交代で行っております。


そして午後の14時30分から15時までは休憩タイムがあります。


その時間は、先生と生徒さんで竹談義をされたり、


ちょっとしたコミュニケーション時間となります。





今回の休憩タイムではフランスにありますギメ美術館に制作しました


インスタレーションの解体の話しで盛り上がっていました!


また、産経新聞に5日間連続で掲載されました小竹先生の記事を熱心に


読んでおられる生徒さんもいらっしゃいました。





次の教室でも産経新聞の記事を置いていますので是非ご覧ください!















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2016年09月10日

網代コースター完成!



こんにちは、弟子の中村です。



9月といえば、お月見の季節ですね。


皆さまはどのようにお月見を過ごされるのでしょうか。


夜でも明かりが当たり前に有る今、


お月見という行事はいい機会だと思います。


秋は空が澄んでいて月が綺麗に見えます。


明かりの少ないところでゆっくりと月を眺めながらも、


お団子も美味しく頂きたいですね!





9月10日



今回も体験の方が1人いらっしゃいました。


「世界で一つだけの花籠をつくろう」ということで籃を編む体験をして頂きました。


テーマは『虹』で制作されていました。


なので外に向かって並んでいる曲線部分の長さを丁寧に微調整されていました。


テーマは『虹』と仰っていたのでその部分の広がり方がまさしく虹となっていて


縦にもヒゴが編まれていて立体で、広がっていく印象で素敵だと感じました。


この生徒さんのおおらかな感じが作品に出ているのかなと思います。



完成おめでとうございます!

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網代コースターを完成された生徒さんがいらっしゃいます。


網代コースターは3つ以上作るという課題なので、縁もその数だけいります。


籐を丸く火曲げするのに苦戦される方も多いのですが、


この生徒さんは火曲げが楽しくて、もっとしたかったと仰っていてました。


楽しんで制作されて、とても綺麗に丸く曲げていらっしゃいました。




それぞれの生徒さんの得意な作業を見つけて作品に生かせたら


それが作品の個性になっていくと思います。


初めは慣れない作業なので思い通りにいかないことも有りますが、


小さなことでも楽しい、上手くできた、という気持ちを増やしていけるようにお手伝いさせて頂きます。


コースターを完成され、次の制作に入るのですが、


久々の材料づくりが楽しみだと仰っていました。



完成おめでとうございます!


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上級の課題で菊底を編み始めた生徒さんがいらっしゃいました。


やはり上級課題ということで少し苦戦していたようで


先生に詳しく説明してもらっていた様子です。


中級課題の中にも菊底編みの課題はありますが


それと比べ、ヒゴがとても細くなるので難しくなります。


最初を理解できれば後はシンプルなので次々と編み進められる思います。


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皆さんもその他の作業でもわからないことがあれば気軽に質問して下さいね!










最後に離れの全体の写真です。


それぞれが集中して作業されていました。


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前回の教室の日が変更になり、ご迷惑をおかけしました。

理由はギメ美術館で制作しましたインスタレーションの解体があるためです。

9月19日まで展示されます。



同じ時期にフランスで開催されている展覧会があります。




9/10〜18

ビエンナーレ パリ

場所はグランパレ


様々なギャラリーが集まっているので最先端のアート作品を見ることができます。


その中にMINGEIというギャラリーのブースに先生の作品が出品されています。


他の竹作家さんの作品も見ることができます。


ぜひ機会がある方はどうぞ!














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2016年09月03日

ほんかがり



季節の変わり目で台風の時期ですね。


気候が荒れていたり、日中と夜の温度差が激しい日もあるので、


体調に気を付けて過ごして下さい。




今月は第1、第2土曜日が教室です。






9月3日





来年の日本伝統工芸近畿展に出品予定の


四つ目編みの籃を作られている生徒さんがいらっしゃいます。





細いヒゴで底を四つ目で編んでいき立ち上げています。


立ち上げたら、力加減に気を付けてすぼめたり、広げたりして編み進めます。


編み終わったら、籐(とう)で縁をきれいに収めていくのですが


「ほんかがり」と言われるかがり方をされています。





「ほんかがり」とは、竹で細いシンを2本を使い、縁とシンに籐を巻いていきます。


このかがり方は籐が沢山必要なので、籐をこなす量も多いので


大変だったと思います。





沢山の籐が使われているので、きれいに同じ力加減でかがることが出来れば、


上品で存在感のある縁に仕上がります。






この籃を制作していらっしゃる生徒さんは、


始めにかがった部分が上手くいかずにやりなおしたり、


どの間隔が一番良いかを探し、規則を決めてかがっていらっしゃいました。


とてもこだわっていらっしゃったので、


編み目が揃えられ、等間隔でかがる事ができていて全体的に綺麗に揃っていました。


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そして、ついに縁のかがりを完成されました!


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今回、1人の生徒さんが初級を授与されました。






前回と同じようにお茶室で授与式をしました。


(流れは前回のブログに書いているので是非そちらをご覧下さい。)


綺麗な所作で礼をされて、賞状を受け取っておられました。

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初級授与おめでとうございます!

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体験の方が1人いらっしゃいました。







今回も「世界で一つだけの花籃を作ろう」ということでオリジナルの籃を


作っていただきました。






いつも制作するのにテーマを決めてもらっていますが、


テーマは思い浮かばなかったそうです。


ですが思いのままに手を動かしていたそうなので


感覚で竹と向き合いその時の気持ちが現れる花籃が編まれていたと思います。


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完成された作品は、


中にヒゴをさして外に出してから四つ目を編んでいらっしゃいました。


2つの円が丁度良い大きさできれいなラインを作り出していて、


ちょっとしたこだわり(お気に入りの形)が沢山詰まった作品が完成しました。




完成おめでとうございます!

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また来週よろしくお願い致します。


























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2016年08月20日

初級授与式がありました!


こんにちは、弟子の中村です。

リオデジャネイロで開催されているオリンピックを見ていて、

特に様々な競技の団体戦が見ていて熱くなりました。

選手一人一人にドラマがあり感動する場面がありました。

そんなオリンピックも終わりに近づくと8月も終わりに近づいていると感じます。


8月20日


漆塗りを初めてされた方がいらっしゃいました!

今回漆を塗られた作品は網代編みの合わせ蓋の作品です。

染色をして乾いた後に切り藁をかけます。

切り藁とは短く切った藁を束ねたものです。

それを使い残っている染色の塵や粉を払います。

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染色の後が残っているとマットな印象ですが

キッチリ切り藁をかけると作品につやが出ます。

切り藁をかけたり、きれいにしてから作品に漆を塗ります。


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先生の作業を一生懸命観察して漆塗りに挑戦されていました。


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はじめは慎重に作業していらっしゃいましたが、

少しずつ慣れた手つきでされていました。

終わったら「難しかった」とおっしゃってましたが、

初めては皆そう感じると思います。

漆はゆっくり塗っていたら乾いてしまったり、埃がたくさんのってしまいます。

なのでスピードも大切ですが、漆は繊細だと感じます。





初級授与おめでとうございます!


教室では、初級、中級、上級があり各級の課題が終わると授与され、次の級に進みます。

今回、初級授与式が行われました。

午前3人と午後1人でした。

以前はリビングに集まって頂き授与式が行われていましたが、

今回は茶室で行われました。

まず外で手と口を清めます。

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その後は茶室に入り

掛け軸と生け花を拝見し、


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各自の場所に座ります。

授与される方全員が座りましたら小竹先生が入られます。

一人ずつ授与され賞状を受けとります。


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最後に写真を撮りました。


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これからもそれぞれの良さが現れている作品が見れることを楽しみにしています。

おめでとうございます!







私が教室の手伝いをするようになって半年が経ちました。

この時期に初級課題の1、2個めの課題をされていた生徒さんが次々と課題を進められています。

材料作りをしている姿を見て、一つ一つの作業に慣れてきていると思いました。

月に2回の教室ですが、皆さん本当に頑張って上達されていると思います。









前回のブログで出題しましたクイズの答えを発表します。

「世界には何種類の竹があるでしょうか?」

答えは、約1200種類です。


ちなみに日本には約600種類あると言われています。

世界の約半分の種類が日本にはあると思うと、

もっと沢山の人に竹について興味をもってもらえたら嬉しいです。













教室に興味のある方、申し込み希望の方はこちらのページをご覧ください。
http://shouchiku-school.seesaa.net/article/210416974.html?1371962968




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