体験で作られた花籃

こんにちは、弟子の中村です。 1月21日は暦の上では一番寒いとされている大寒でしたね。 雪が降る程冷え込む日も有りますが、いかがお過ごしでしょうか? 雪が降っていると、寒さも気にせず雪合戦をしていた頃を思い出します。 皆様、お体に気を付けてお過ごし下さいませ! 1月21日   今回も体験の方がいらっしゃったので世界で一つだけの花籃を 作って頂きました。 最初に四つ目編みを編むのですが、 こちらの方はキッチリと綺麗に目を詰められていました。 自由に制作し始めた時は悩んでいらっしゃいましたが、 途中から気に入る形が出来てきた様子でした。 「鳥の巣」をイメージして作られたそうで、 側面に二本ずつ束ねて回しているヒゴがあることで 動きが出て包み込んでいるように見えます。 編み込んでから上で束ねているところは鳥の巣の枝が 集まっているような印象をもちました。 テーマにとてもぴったりな作品でした。 完成おめでとうございます! 二つ目の課題である四ツ目籃を制作している生徒さんが いらっしゃいます! この方はお手本の作品とは少し変えて、 側面を編んでいるヒゴをきっちり詰めて編…

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2017年教室始め

明けましておめでとうございます。   昨年は大変お世話になりました。   本年もどうぞよろしくお願い致します。   今年は小竹先生が竹雲斎を襲名いたしますので   昨年とはまた違う貴重な年になると思います。   襲名展や海外制作があり、教室の日程の変更により皆様に ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。   1月7日   2017年になり早速体験に来てくださった方がいらっしゃいました!   オーストラリアのメルボルンに展示されている先生の作品を見て、 工房の見学と教室の体験に1日いらっしゃいました。   世界で一つだけの花籃を作って頂きました。 アート的要素を感じさせる作品となっており、 竹の模様の入っている針金をかがりとして使われているので オシャレにまとまっています。   こちらの作品は一本ずつ竹ヒゴの向きなどにこだわり丁寧に 想像している形を作られていました! 午後からは、亀甲編みを練習して2つ目のカゴを制作されていました。 最後には桶の箍(たが:桶の周りにはめる、竹や金属で作った輪)として使われているものを指輪サイズで作りました。 教室の方々も一緒に先生の説明を聞き作っていらっしゃいました! こちらの体験の方は先生と相…

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門松制作!

今回が今年最後の教室でした。 教室の後には忘年会がありました。 お忙しい中、参加して下さった皆様、本当にありがとうございました。 とても楽しい時間を過ごさせて頂きました。 参加して出来なかった皆様、次回のご参加お待ちしております。 新年に向けての準備に忙しく過ごされている方も多いと思いますが、 体に気を付けて元気に新年を迎えたいですね! 12月17日 今回の教室は 門松制作組と いつも通りの課題制作組に 分かれて行いました。 門松制作組 皆様それぞれの角度で竹を斜めに切りました。 三本の竹を針金でまとめてから男結びをします。 竹を割り、植木鉢に軽く紐で結んでおき、そこへ竹をさして並べていきます。 この時のポイントは節の位置が揃わないようにうまくバランスを考えてさしていくことです。 後は砂利、土を入れて、葉牡丹、若松、南天を飾り完成です! 完成された方から順に 青竹で箸と箸置きを制作しました。 各々、素敵な門松と、お箸、お箸置きが完成しました。 自分で制作したモノだとより一層お正月を迎えるのが楽しみですね! 教室が終ったあとに忘年会をしました! まずは生徒さん代表の方に挨拶と乾杯をしてい…

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亀甲編み

12月に入り街並みもイルミネーションで華やかになりましたね。 今年もあと少しで終わりに近づいています。 この一年は様々な経験をして、沢山の事を学びました。 残りの12月もやり残すことがないように精一杯過ごしたいと思います! 12月10日 教室では、 巣籠もりを制作されている生徒さん、 編み方を思い出している生徒さん 、 初めて亀甲編みをされた生徒さん、 亀甲編みでバックを制作されている生徒さんなど、 それぞれに自分の作品を制作されています。 一つ目の課題を制作されている生徒さんは 見本よりも少し広い籃を作るそうです。 悩みながらもきれいに編み進められていました。 巣籠もり籃の側面を編み終えて 輪弧止めをしている生徒さん折れないように気を付けて 編まれていました。 この課題は作業途中が大きく見えます。 完成品を見るだけではなく実際に作ることで 本来見ることができない姿を沢山見れるところも ものづくりの良いところだと思います! 完成おめでとうございます! こちらの生徒さんも同じ課題をされていました。 一つ目の課題と同じ亀甲編みを思い出して 編み進められ…

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二つ目の課題(四つ目編み籃)

こんにちは、弟子の中村です!     11月23日は勤労感謝の日ですね。   この日は元々、新嘗祭の日が第二次世界対戦の敗戦により勤労感謝の日と 改められたことが由来だそうです。   新穀を得たことを神さまに感謝する日ということになるので、 日頃、美味しいご飯が食べられている事に感謝しようと思いました。         11月19日         二つ目の課題を完成された生徒さんがいらっしゃいました。   内と外の縁の間に柾(まさ)を入れます。   細い竹ひごを更に細く4つに割っている先生の作業を見て、   竹の繊維が真っ直ぐに通っているからこそ出来るこの作業に感動されていました。   この生徒さんは、植物などの構造に興味があると仰っていたので、 その他の植物の構造とじっくり比べられているからこその感動があると思いました。   教室は人それぞれ考え方や知識が違うひとが集まり、 様々な考え方や感じ方を聞ける場所だと思います。       細く割ったことにより角のカーブもしなやかに曲がるのできれいに収まります。   収めたら縁を籘でかがり、柾(まさ)をおさえます。   そして手をつけて完成です。     …

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作品完成!

こんにちは、弟子の中村です。   いよいよ本格的に紅葉が見頃の季節がやってきましたね。   紅葉と言えば、専門学校に通っていたときに嵐山を通るルートが有ったので、 素敵な紅葉を見ながら歩いていました。   渡月橋から見る山々の紅葉は特に素敵なので機会がある方は是非見てみて下さい。             11月5日   巣籠もりを完成された生徒さんがいらっしゃいました。   いつ詰めればいいのかわからないとおっしゃっていましたが、 うまく微調整されていました。   大きくて太い印象になってしまったとおっしゃっていましたが、 面取りをキッチリされているので丸くまとまっていてかわいいと思います!   完成おめでとうございます!         一つ目の課題である亀甲編み籃を完成されました!   今回は縁を籐で巻いく作業をされていました。   籐の節の部分で切れないように気を付けて巻かれていました。     もう一つ分の材料があると言うことでリベンジされるとおっしゃっていました。   一つ一つ完成していくと、編むときの竹の扱い方や籐の扱い方が徐々に わかってくると思います。   今回より…

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立ち上げ

こんにちは、弟子の中村です! 日々過ごしていて少しずつ秋を実感することが増えてきました。 今回の教室で生徒さんから柿を頂きました。 ありがとうございます。 その柿を休憩タイムの時に頂きました。 やはり旬の食べ物は格別に美味しいですね! 食欲の秋を感じられました。 10月15日 網代編みでカバンを作っている生徒さんがいらっしゃいます。 網代編みとは隙間なく詰めてあむ編み方です。 物を入れるのに適している編み方となります。 熱したコテをあてて曲げていきます。 箱ものなので広がらず、詰め過ぎずに角がきちっと上がると上品に仕上がります。 先生に「ここがもう少し倒しぎみの方がいい」とアドバイスを受けながら、 焦がすことなく、四辺ともに丁度良い角度にするために丁寧に 微調整されていました。 あとは折れないように気を付けながら角を編み、 程よく詰めれば綺麗な箱となります。 良い形をイメージしながら近付くよう進めていくと良いと思います。 縁をはめると完成にグッと近づきますので楽しみにしております! こちらの生徒さんは亀甲編みの立ち上げをし、 終えられ…

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長い竹ヒゴづくり

こんにちは、弟子の中村です! 最近雨の日が多く気温も低めですが、皆様の体調はいかがでしょうか? 私は雨があまり好きではありませんが、 雨が続くと工房の中庭のコケが元気に感じます! コケが生き生きしている様子が見られることは嬉しいので雨の日も 必要だと感じます。 また朝も冷え込み出しましたので、 上着を羽織ったり長袖を着たりして体調を崩す事がないように お気をつけてお過ごしください。 10月1日 菊底編みカゴの材料づくりをしている生徒さんがいらっしゃいました。 この課題では長い竹ヒゴが必要となります。 なので、だいたい畳一畳分ぐらいある長い竹を割っていきます。 最初は「竹を縦に立てて割っていくんかなぁ?大変そう」と仰っていましたが、 長い竹を上手に割っていらっしゃいました。 竹を横に倒し、はじめは木槌でナタを叩いて割り、はじめのきっかけを入れて 割り進めます。 次々と割っていき細くなったらいつもとあまり変わらずに割っていけますが、 最初は力がいります。 ナタを持っていない方の手や脇でしっかりと固定させることが出来れば ナタが扱いやすくなり、割りやすくなります。 長い竹を割っている時に節の裏が出ていたらケガをしやすいので、 節の裏をとる作…

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網代コースター完成!

こんにちは、弟子の中村です。 9月といえば、お月見の季節ですね。 皆さまはどのようにお月見を過ごされるのでしょうか。 夜でも明かりが当たり前に有る今、 お月見という行事はいい機会だと思います。 秋は空が澄んでいて月が綺麗に見えます。 明かりの少ないところでゆっくりと月を眺めながらも、 お団子も美味しく頂きたいですね! 9月10日 今回も体験の方が1人いらっしゃいました。 「世界で一つだけの花籠をつくろう」ということで籃を編む体験をして頂きました。 テーマは『虹』で制作されていました。 なので外に向かって並んでいる曲線部分の長さを丁寧に微調整されていました。 テーマは『虹』と仰っていたのでその部分の広がり方がまさしく虹となっていて 縦にもヒゴが編まれていて立体で、広がっていく印象で素敵だと感じました。 この生徒さんのおおらかな感じが作品に出ているのかなと思います。 完成おめでとうございます! 網代コースターを完成された生徒さんがいらっしゃいます。 網代コースターは3つ以上作るという課題なので、縁もその数だけいります。 籐を丸く火曲げするのに苦戦される方も多いのですが、 この生徒さんは火曲げが楽しくて、もっとしたかったと仰…

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ほんかがり

季節の変わり目で台風の時期ですね。 気候が荒れていたり、日中と夜の温度差が激しい日もあるので、 体調に気を付けて過ごして下さい。 今月は第1、第2土曜日が教室です。 9月3日 来年の日本伝統工芸近畿展に出品予定の 四つ目編みの籃を作られている生徒さんがいらっしゃいます。 細いヒゴで底を四つ目で編んでいき立ち上げています。 立ち上げたら、力加減に気を付けてすぼめたり、広げたりして編み進めます。 編み終わったら、籐(とう)で縁をきれいに収めていくのですが 「ほんかがり」と言われるかがり方をされています。 「ほんかがり」とは、竹で細いシンを2本を使い、縁とシンに籐を巻いていきます。 このかがり方は籐が沢山必要なので、籐をこなす量も多いので 大変だったと思います。 沢山の籐が使われているので、きれいに同じ力加減でかがることが出来れば、 上品で存在感のある縁に仕上がります。 この籃を制作していらっしゃる生徒さんは、 始めにかがった部分が上手くいかずにやりなおしたり、 どの間隔が一番良いかを探し、規則を決めてかがっていらっしゃいました。 とてもこだわっていらっしゃったので、 編み目が揃えられ、等間隔でかがる事ができてい…

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