こんにちは。弟子の小林です。
連日、暑さが厳しいですが
皆様いかがお過ごしでしょうか。
夜も蒸し暑く、寝苦しい日が
続いておりますので、どうかご自愛ください。
そんな中、工房まで足を運んでくださる
生徒の皆様に、工房一同
心より感謝しております。
教室内は涼しくしてお待ちしておりますので
どうぞ道中お気をつけていらしてくださいね。
気づかれた方いらっしゃいますでしょうか。
最近、工房のお手洗いに
小さな一輪挿しを置いています。![]()
これは工房のお庭で育てている季節の草花を
ほんの少し摘ませていただき
皆様に季節の移ろいを感じていただけたらと
飾っているものです。
こうした自然の美しさを
生活に取り入れる感性は
竹工芸にも通じるものがあります。
素材と向き合い
季節に寄り添う手しごとは
暮らしにやさしい彩りを添えてくれますね。
お手洗いの植物も
その一端になればと思っております。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
さて、本日の教室の様子をご紹介します。
前回のブログでも触れたとおり
授与式ラッシュが続いております。
節目を迎えられた生徒様
本当におめでとうございます。
![]()
賞状は、なんとすべて先生の直筆なんです。
一文字ずつ丁寧に書かれたその筆跡には
歩みへの敬意と温かな気持ちが込められています。
あの「しゅぽん」と音がするケースもお渡ししていますので
大切な記念として、ぜひ長くお持ちいただけたら嬉しいです。
本日の勉強会は火曲げの実演が行われました。
ちなみに、私はこの「火曲げ」の
工程に少し苦手意識があります…
本日の勉強会では、生徒の皆様が
咄嗟に当てられての実地にもかかわらず
器用に曲げられていて驚きました。
さらに、竹雲斎先生の
未発表作品についての
詳しい解説もあり
非常に充実した内容となりました。
普通では絶対に見ることのできない
制作の裏側に触れることができるのは
この教室ならではの
とても貴重な機会ではないでしょうか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
続きまして、完成作品のご紹介です。
ご本人いわく
「ふっくら貴婦人になってしまった」と
チャーミングに笑っておられましたが
その言葉のとおり、立ち上がりの
柔らかなふくらみがなんとも
愛らしいシルエットに仕上がっています。
難しい落としの漆もきれいに塗れており
さすが上級の生徒さんだと感じました。
【初級 第一課題 白竹 亀甲編み 小物入れ】
続いて、初めての作品を
完成された方のご紹介です。
初めての竹こなし、何もかもが
難しかったとお話しされていましたが
特に割りが難しかったそうです。
それでも竹に触れ、少しずつ
籠の形が見えてくる過程は
とても嬉しかったとのこと。
初めての作品が完成する喜びは
ひとしおですね。
竹雲斎先生からも
「丁寧に、形よく仕上げられています」
との言葉をいただいておりました。
そしてこちらの作品は、
初級の中でも難しい工程が多い課題です。
それをテンポよく
完成されたのがとても印象的でした。
ご本人は「うまくいかなかった」
と謙遜されていましたが
全体に丁寧さが感じられる
美しい仕上がりでした!
【初級 第三課題 白竹 四ツ目編み 小物入れ】
これまで縁の作業に難しさを
感じてこられたそうですが
今回は共縁の課題だったため
作業が楽しくスムーズに進んだとのこと。
いつも熱心に取り組まれており
ものづくりへの関心や姿勢は
私自身も学ばせていただくところが
多くあります。
いよいよ次回のお教室の後には
六年ぶりの納涼祭が開催されます。
目玉は、採りたての香りもみずみずしい
青竹で作る流しそうめん大会!
竹ならではの涼やかな風情とともに
茹でたてのそうめんを準備しております。
![]()
(こちらは前回の写真です)
そのほかにも、クイズ大会やスイカ割りなど
楽しい催しをご用意しております。
暑さを忘れて、皆様と一緒に
夏のひとときを過ごせるのを
今から楽しみにしております。
【展覧会情報】