皆さまこんにちは。
弟子の清水です。
6月も下旬に差し掛かりまして、
今年も折り返しに近づいております。
日も長くなり、
植物も青々としてまいりました。
こちら、
工房前のオカメザサが
新しい葉を広げ、ぐんぐんと成長しています。
実は
オカメザサという名前が付けられていますが、
植物学上は笹ではなく、
竹の分類なのだそうです。
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、
竹と笹には枯れるまでに
節部分の皮が落ちるか落ちないかの
違いがあります。
皮が落ちるものが竹です。
オカメザサは確かに竹の皮が剥がれていますね。
ちなみに、
弓矢の矢に使われていた矢竹は
竹の稈が
竹の皮が最後まで残るため
植物学上は、
笹に分類されるそうです。
竹と笹には葉脈にも違いがあるとのことで、
今度じっくりと観察してみたいと思います。
皆さまもぜひ観察してみてください!
* * * * *
6月21日(土)
本日の勉強会は、
久々に竹雲斎先生の実演がありました。
竹を切ったり割るときの力の加え方のコツや、
注意点などを一から総復習しました。
ちょっとしたコツがわかると
一気に上達することがあると思います。
皆さま真剣にお話を聞いています。
午後には、
上級の授与式が行われました。
7年間教室に通われ、
晴れて上級修了となりました。
かなり速いペースで課題を進められていました。
現在在籍されている中で6人目の奥儀です。
おめでとうございます。
こちらのお二方は
籐という材料をこなされています。
竹よりもはるかに
やわらかい籐。
家具やバッグに使われている
のをよく見にしますよね。
ひご状にするには
繊維通りに割る工程や
刃物の角度の調整が
非常に難しいです。
調整を間違えると、
やわらかい籐はすぐに切れてしまうため、
皆様丁寧に慎重に作業されています。
こなした籐は、
縁巻きに使われたり、
籃の手に使われます。
私は、竹の編みも好きですが
この籐の作業も大好きです。
籠の完成度が一段と上がり、
ワクワクしてきます。
* * *
本日の完成作品を紹介します。
<初級第三課題 黒竹 巣籠り花籃>
すべての課題の中で、
唯一黒竹を使用しているのがこちらの課題です。
いつもの白竹とは、
質感も香りも違います。
チューリップの花びらのような
やわらかい形の作品に仕上がりました!
制作された方は
脚の怪我などもあり
2年越しの完成ということで
非常に喜ばれていました。
トイレットペーパーでも入れようかなと
おっしゃられていました。
確かにぴったりのサイズですね!
完成おめでとうございます。
【教室予定】
・6月28日(土)
・7月12日(土)
・7月26日(土)
上記の教室日を予定しておりますが
状況により変更になる場合があります。
ご了承くださいませ。
【展覧会情報】
◆堺の竹工芸家たち ―前田竹房斎と田辺竹雲斎―◆
会期:2025年9月20日(土)~11月3日(月・祝)
会場:堺市博物館
歴代竹雲斎の作品を展示し、講演会・ワークショップを開催予定
同時開催
◆四代田辺竹雲斎展◆
会期:2025年9月20日(土)~11月3日(月・祝)
会場:国登録有形文化財 堺市茶室「伸庵」(堺市博物館横)
インスタレーション、アートオブジェ作品を展示