已己巳己(いこみき)

弟子の吉田です。


冬至、クリスマス、年末年始

と行事が多いこの季節。


慌ただしいながらも、

ワクワクする時期です!

(かれこれ15年くらい私の元にサンタさんは来ていませんが…。




この時期、

私の実家では、

ブリを捌くのが恒例です。


出世魚として有名な鰤ですが、

地方によって名前が異なり、

古くからそれぞれの場所で食されてきたことを感じる魚です。

IMG_9090.jpeg

この時期は脂が乗って、

焼き物や刺身、

しゃぶしゃぶと涎が止まりません。


皆様は、この時期、何を食べられるでしょうか?




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12/21(土)


今回の教室は、今年最後のため、

門松を作られている方も

いらっしゃいました!


竹を斜めに切るのは容易ではありませんが、

皆様良い笑い口を作られておりました。



松竹梅を中心に、

関西では紅白の葉牡丹や南天と、

きらびやかなものが好まれ、

逆に関東ではシンプルなものが好まれるのだとか。


ブリの名前といい、同じものでも、

それぞれの由来や形があるのは面白いですね。



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今回の教室では、

作品を完成された方が多数いらっしゃいます!

一つ一つご紹介させていただきます。


【 初級第六課題 白竹 麻の葉編み 手付き盛籃 】


初級の中では難しい課題ですが、

麻の葉の目が揃っており、

綺麗に仕上がっております。

完成おめでとうございます。




【 中級第二課題 白竹 麻の葉(捩じ上げ)編み 茶托 】


こちらも麻の葉編みですが、

2本寄せで編まれております。

捻じ上げと呼ばれる技法で

底編みから縦と横に分かれて立ち上げていきます。

同じ編み方でも、

ひごや作り方で多様に変化します。

とても素敵ですね!!
完成おめでとうございます!



【 上級第一課題 四ツ目編み花籃 雅 】

こちらは、課題を複数作られており、

以前虎竹で編まれた同じ作品を

紹介させていただいた方のものになります。

染色と漆塗りも美しく、

とても完成度が高いですね。

次の課題は、何点作られるのか楽しみです!




【 第五課題 桝網代編み 提籃 常盤 】


こちらは、、、

教室で作られた課題にご自身で布をつけられました!

葉の刺繍は、籐かがりの技法を使われております。

世界で1つのとてもお洒落な提籃です。

竹で学んだことを活かされており、

私も見習うばかりです。



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教室の様子






 


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ブログ更新も、今年はこれまでとなります。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。


それでは皆様、よいお年をお迎えください。


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【展覧会情報】

⚫️竹工芸のかたち -伝統から革新へ-⚫️
   会場:さかい利晶の杜
 日時:1月25日(土)〜3月2日(日)
             9:00〜18:00(入館は17:30まで)
             ※休館日2月18日(火)

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【教室予定】
・1月25日(土)
上記の教室日を予定しておりますが
状況により変更になる場合があります。
ご了承くださいませ。

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