涼しくも熱く

弟子の吉田です。

最近涼しくなってきましたね。
秋分の日を終えて、
工房からの帰り道の景色も変わってきました。


秋の夜長とよくいいますが、
冬の方が長いやん?
と思ったので教室のブログを書くにあたって、
調べてみました。

春は日永
夏は短夜
冬は短日

が対応する四季の季語のようです。

秋が夜長とされているのは、
冬より過ごしやすく、
夜を堪能したいという心情からだそうです。

窓を開けて、夜の音を聴くのも、
この時期ならではの良さですね。



また、家の近くの田んぼが
実りを迎えていました。
スーパーにも新米が並び始め、
米不足も一旦は落ち着きそうです。

実りに感謝しつつ、
秋の味覚を楽しむ時期の到来です!

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9月28日(土)

涼しくなりましたが、
教室は皆様の熱気で充満しております。

こちらの方は、竹を切られております。



竹を真っ直ぐに切る。
ごく当たり前のことですが、
とても難しいことなんです。

竹工芸の作業は、
必ず、竹を切る作業があります。

落とし作り等では、
真っ直ぐに切れなければ、
その後の作業に大変な時間がかかってしまいます。
(私もここ数日苦労しております)


当たり前のことを当たり前にこなす。
基礎技術の大切さを痛感します。



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本日、自宅で制作されたものを、
持ってきてくださった方が
いらっしゃいましたので、
ご紹介させていただきます!


【第一課題 四ツ目編み花籃 雅】


教室では、真竹を染色しておりますが、
こちらは虎竹で編まれています。

虎竹の模様と編み目の透かし具合がちょうどよく、
竹林の中を想像します。

制作された方は、今回の課題を4つも作られて、
熱心に教室に通われています。

とても良い作品となりました。
完成おめでとうございます!



こちらは、なんとご自身で設計・制作されたとのこと。
シャツの襟が透明になっていて、竹の編組を入れられる構造となっております

今まで見たこともないデザインで、
教室でも凄く素敵で売り物になる!
と大好評でした。

他の素材と組み合わせることで、
竹の良さが引き立ちます!



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教室の様子












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【教室予定】
・10月12日(土)
・10月19日(土)
上記の教室日を予定しておりますが
状況により変更になる場合があります。
ご了承くださいませ。

【展覧会情報】
・第71回 日本伝統工芸展

  京都展
   10月9日(水)~14日(月)
   会場:京都高島屋
  大阪展
   10月16日(水)~21日(月)
   会場:大阪高島屋

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