秋の訪れ

弟子の吉田です。

まだまだ残暑が続きますが、
夜はすっかり秋の虫の音が聞こえます

9月17日は、中秋の名月です。

街中では、
様々なところで「月見」商品の文字が
目に入るようになりました。

お月見の風習が、
それぞれの形で現代まで続いていることに、
なんとなく嬉しい気持ちになったり。


ちなみに私は、ロッテの雪見だいふくを食べるのが慣例となっております。



写真は、去年別府にて観た中秋の名月です。
海面に月の道ができており、
美しかった記憶が今も鮮明にあります。



また、十五夜は、
「豊穣」に感謝する行事です。

工房近くの方違神社でも、
先日秋祭りが行われていました。

ふとん太鼓なるものを初めて観ました。
神様の寝具として、
氏子が運んでいたことが由来だとか。

あまり馴染みのなかった堺の文化を、
少しずつでも学んでいければと思います。


引用:方違神社 秋祭(http://www.hochigai-jinja.or.jp/custom8.html



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9月14日(土)
教室の様子です。


今回の勉強会では、
第71回 日本伝統工芸展の開催が始まったこともあり、
竹工芸の人間国宝(重要無形文化財保持者)が
テーマでした。


竹工芸では、
これまで8人の方が認定されています。
同じ竹でも、その作風は全く異なります。

私からすると雲の上のような存在の方々ですが、
いつかは自分あんな作品を!
と胸に抱き、日々修行に臨んでおります。



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また今回の教室では、
2名の方が体験にいらっしゃいました!

こちらの方は、現在大学で造園を学ばれており、
先生の展覧会で竹工芸に興味を持たれたそうです。


庭園に用いられる舟石をモチーフに制作されていました。
荒波をも乗り越えていきそうな逞しい船首が特徴的です!






もう1人の方は、教室体験史上最年少の14歳!

工芸に興味を持たれており、
さまざまな工芸を知って、
進路を決めたいそうです。


こちらの作品も、
七福神が乗った舟をイメージ。
四つ目編みを上手く使って、
丸く柔らかい印象の舟になりました。





同じ舟でも、
全く異なる作風となりました。
お二人とも、竹の弾力を楽しみながら、
制作されていた姿が印象的でした!



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本日は、ご夫妻で教室に参加されている方が、
作品を完成されました

いつも楽しそうに制作されていて、
今回も仲睦まじく、
2人で写真を撮らせていただきました。

良い笑顔です。
完成おめでとうございます!



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教室の様子













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【教室予定】

・9月28日(土)
・10月12日(土)
・10月19日(土)

上記の教室日を予定しておりますが
状況により変更になる場合があります。
ご了承くださいませ。



【展覧会情報】

・第71回 日本伝統工芸展

  東京展
   9月11日(水)~23日(月)
   会場:日本橋三越本店

  京都展
   10月9日(水)~14日(月)
   会場:京都高島屋

  大阪展
   10月16日(水)~21日(月)
   会場:大阪高島屋



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