はじめまして

はじめまして、
今年の4月より、弟子入りさせていただきました
吉田と申します。
兵庫県神戸市出身の27歳です。
大分県の竹工芸訓練センターを修了し、
竹雲斎工房へ入門しました。

竹の道を志す前は、水産食品を扱う会社に
勤務しておりました。
魚のことは、見るのも食べるのも好きなので、
ご興味がある方は、是非お話したいです。

ブログでは教室や竹工芸の魅力を少しでも多く
お伝えできればと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

~~~~~~~~~~~~~

二十四節気では穀雨にあたり、
大阪では降ったり止んだりの雨が続いております。
新芽を潤す恵みの雨と思えば、
気持ちは晴れやかになりますね。

花見もいいですが、
この季節は葉を愛でるのもおすすめです!
(私はこれを「葉見」と呼んでいます)

萌黄色・若苗色・若竹色等、
同じ緑でも実に様々な和の色名があります。
過ぎ行く春を惜しみつつ、
葉見を楽しんでみてはいかがでしょうか

IMG_5874.JPG
写真は牡丹の葉になります。
開花の大役を担った後の姿が印象的でした。



~~~~~~~~~~~~~

4/27(土)
さて教室の様子です。



IMG_5887.JPG

こちらの方は、
『初級第六課題 麻の葉編み 手付き盛り籃』
の底編みを進められていました。

麻の葉編みという編み方は
亀甲編みの間にひごが入っていて、
綺麗かつ丈夫な編みです。

IMG_5899.jpeg

私も初めは理解するのに苦労した
思い出のある編組です。

田辺家では、
鱗編みという名前で呼ばれており
多くの作品に用いられています。


完成が楽しみです。




~~~~~~~~~~~~~

本日は、作品を完成された方が多い日でした。
一つ一つご紹介させていただきます。

『初級 第一課題 亀甲編み小物入れ』
初めての課題でしたが、
亀甲編みの法則を理解され
立ち上げもスムーズに進められていました。

コロンと丸くて可愛い、
味のある仕上がりになりました。
完成おめでとうございます!



『中級 第一課題 亀甲編み手付き提籃』
こちらも亀甲編みを用いております。
大小関わらず多くの作品に用いられる頑丈な編みです。
籐かがりは一度やり直される等、
丁寧に課題を進めてくださいました。
屋外に持ち歩きたくなる、素敵な提籃になりました。
おめでとうございます。



『上級 第二課題 網代編み花籃 方正』
難しい漆仕上げも綺麗に塗られ、
とても品のある艶でした。
手竹の長さのバランスも良く、花が映えそうな藍になりました。
完成おめでとうございます。



『初級 第四課題 黒竹 掛け花藍』
こちらの方々は、親子で通ってくださっております。
小さい作品がお母様、大きい作品が息子さんで、
それぞれ違った仕上がりになりました。
息子さんの作品は、正面から花を生ける作りになっていて、
生けた姿が楽しみです。



こちらも同じ課題ですが、
また違った雰囲気の花籃になりました。
作り手によって籃の表情が変わるのも 
竹工芸の魅力のひとつだと感じます。
丸みが美しいグルービーな出来になりました。
完成おめでとうございます!



~~~~~~~~~~~~~


教室の様子







本日は入門してから2回目の教室でした。

生徒の皆様から
学ばせていただくことも
たくさんあるかと思いますが、
全力でサポートさせていただきます!

よろしくお願いいたします。


~~~~~~~~~~~~~

【教室予定】
・5月4日(土)
・5月18日(土)
上記の教室日を予定しておりますが
状況により変更になる場合があります。
ご了承くださいませ。

【展覧会情報】
・台北當代 Taipei Dangdai
開催期間:2024年5月10日(金)〜12日(日)
会場:Taipei Nangang Exhibition Center, Hall 1 (4th Floor)
         No. 1, Jingmao 2nd Road, Nangang District, Taipei City

・「工+藝」KO+GEI 2024 Tokyo Art Club
開催期間:2024年5月23日(木)〜26日(日)
時間:10:00〜17:00
会場:東京美術倶楽部
   東京都港区新橋6-19-15


竹雲斎先生のフェイスブックとインスタグラムでは、
リアルタイムで情報がアップされていますので、
皆様のフォローをお待ちしております!
Facebook icon002.png
Instagramicon001.png
「竹雲斎便り」に登録して頂くと
竹雲斎工房の展覧会情報などをメールにて配信しておりますので
お気軽にご登録よろしくお願いいたします!
➡ 竹雲斎便り (ご登録画面へ)
工房公式のInstagramを作成しました!
Instagramicon001.png
弟子・工房スタッフからの目線で、イベントや工房内の活動などをお伝えしています!



この記事へのトラックバック