こんにちは、弟子の中村です。
強い雨が降ったと思ったら、日差しの強い日もあったりと
変化の多い時期です。
皆様、体調にお気をつけてお過ごしくださいませ。
工房では6月4日に初伝授与式がとり行われました。
竹雲斎工房では弟子の修行の中で伝位があり
初伝、中伝、奥伝、皆伝とそれぞれ実技や論文などの試験があります。
今回は本田陽子、中村恵美加、林順平、市川陽菜
の4名が初伝の認定試験を合格いたしました。
厳かな雰囲気の中で式は行われ、改めて次に向けて頑張ろうと思える一日になりました。
6月5日(土)
今回、体験の方が一人いらっしゃいました。
世界に一つだけの花籃をつくろう!ということで、
まずは底となる四つ目編みを編んでいきます。
そして次は竹でどのようなことができるのか、
立体的に編む練習をします。
編む練習が終わったら、ついに自由制作タイムとなります!
今回の体験の方は時間ギリギリまで竹でどんな形ができるのかと
たくさん手を動かされていました。
目を輝かせながらとても楽しそうに編まれているご様子でした!
テーマは「ねじれ」で、ねじりながらヒゴをさしており、
少しずつ長さを変えたり方向を変えることで竹の曲線を綺麗に見せた作品となりました。
完成おめでとうございます!
上から見るとまた違った印象です!
教室課題を完成された生徒さんがいらっしゃいました!
こちらの生徒さんは手の部分のリボンを結び、
黒竹の四ツ目小物入れが完成しました!
こちらの生徒さんは掛け花籃を完成されて工房にある紫陽花を生けて
完成写真を撮りました!
お花を引き立てる素敵な作品となりました。
こちらの生徒さんは亀甲編み盛り籃を完成されました!
安定感のあるしっかりした籃となりました。
材料が余っているのでもう一つ作りたいと仰っており
とても良い復習になり技術の向上にもつながるので
ぜひ挑戦していただければと思います!
皆様、作品完成おめでとうございます!!
竹工芸教室の課題は
初級、中級、上級、奥義の課題に分かれており
今回は奥義の課題に取り組まれている生徒さんを
対象に技術講習を行いました。
竹工芸は材料づくりがとても大切なので丁寧に作ったヒゴで
編めるとより良い作品に近づきます。
奥義の課題まで進むと作品の難易度が高くなり、
綺麗なヒゴでないと折れたりするため
高い技術が必要となってきます。
今回は材料作りをするために一番初めにする
竹の表皮の磨き方から実際に先生の作業を見ることで、
より丁寧なヒゴづくりの勉強会となりました。
とても熱心で沢山の質問をしてくださったり、
生徒さんが実際に作業して確認したりしました。
今後の作品制作にぜひ活かしてください。
素敵な作品を目指して一緒に頑張りましょう!
〇教室の様子〇
【教室の予定】
6月 26日(土)
7月 17日(土) 7月 24日(土)
上記の教室日を予定しておりますが状況により変更になる場合がございますが、
ご了承くださいませ。
【展覧会のお知らせ】
●第18回伝統工芸木竹展
[神戸]
場所 竹中大工道具館 1階ホール
日程 2021年5月15日~2021年6月20日
今回、弟子の本田陽子が入選しましたのでぜひご覧くださいませ!
伝統工芸木竹展 詳細
※東京会場は、新型コロナの影響により中止となりました。
お間違えありませんようよろしくお願いします。
●MAYU gallery @The Okura Tokyo 竹雲斎展
場所 The Okura Tokyo オークラプレステージタワー4 階
日程 2021年7月2日~2021年7月28日
時間 10:00 ‒ 18:00
住所 〒105-0001
東京都港区虎ノ門二丁目10番4号
東京都港区虎ノ門二丁目10番4号
教室に興味のある方、お申し込みご希望の方はこちらのページをご覧ください。
※只今、教室の方が満席により入会をお待ち頂いております。
詳しくはお電話、もしくはメールにてお問い合わせ下さいませ。