新弟子の濱田です。
高知県出身の36歳。
趣味はサーフィンで
前職は料理人をしていました。
そして、実は!!
僕もこの教室の体験教室に
参加させて頂いた1人になのです。
初めて竹に触れ、そのなんとも言えない
力強さと、しなやかさに魅了され
竹工芸の世界に身を置こう!!
別府の竹工芸訓練センターに行こう!!
と決意を決めたのがこの工房になります。
竹に初めて触れたこの工房に、
弟子入りさせて頂いた事に心から感謝し、
学びの日々を過ごさせて頂いております。
まだまだ未熟者ではありますが
以後宜しくお願い致します。
さて、
新緑を楽しむ季節がやって来ていますね。
工房のお庭にも若葉が開き始めたり、
新しい花が咲こうとしていました。
そして、
教室の皆さんの真剣な眼差しにも
元気をもらいました。
[4月13日の教室の様子]
本日も新しい生徒さんが入会されました。
新しい挑戦に目を輝かせながら説明を聞き、
作業をされている姿に、初心を思い返す事が出来ました。
最初は思い通りにいかない事が多く、
難しい事ばかりだと思いますが一緒に頑張っていきましょう。
他の生徒さんたちも、
真剣な眼差しで作業をされていました。
小刀を使い削る作業をされています。
慎重さと、根気のいる作業になりますが、
大変なぶん完成した時の喜びはひとしおですね。
ロウソクを使い、
竹ひごを輪にする作業をされています。
焦げないように。。
曲げて良いのか?
これくらいなら大丈夫かな?
と、竹との対話を楽しみながら、
作業をされていました。
想いを込めた作品の仕上がりを左右する作業なので、
ここで失敗する訳にはいかない!!
と、真剣に説明を聞いておられます。
あと少し!!頑張って下さい!
皆さんの想いのこもった作品も、
続々と仕上がっていました。
中級課題の 鉄線編み盛り皿です。
がっちりとして安定感のある盛り皿、
これからの季節に大活躍しそうですね♪
黒竹 亀甲編み 堤藍になります。
ぽてっとした形がかわいくて、
どこに置こうかと考えるだけで楽しみですよね♪
網代編み コースターです。
頑張ってたくさん作られていました。
黒竹をアクセントに使われて、
とても素敵なお皿に仕上げられています。
使うのが楽しみですね♪
このように大変な苦労の後に仕上がる作品には、
作り手の想いが込められます。
作品が雰囲気を持つ、
これが手仕事の醍醐味なのではないかと
僕は思います。
ティータイムでは、
今週も皆様がお持ち寄りのお菓子を頂きながら
竹雲斎先生による竹工芸勉強会が行われました。
今回は、
唐物写花籃についての歴史や、
素材の持つ意味についてお話し頂きました。
ただ作るだけではなく、
そのモノの出来た時代背景や、そこに込められた意味を
知る事で楽しみが広がるという事を知り大変勉強になりました。
僕も皆さんと一緒に学び、
成長しようと思った1日になりました。
次回の教室は、
5月 4日 の土曜日になります。
ゴールデンウィーク中のゆったりとしたひと時を、
竹と向き合う時間にあてられるのはいかがでしょうか。
皆様のお越しを心より、お待ち申し上げております。
【次回教室の予定】
5月 4日(土) 5月11日(土)
6月 8日(土) 6月15日(土)
7月 6日(土) 7月13日(土)
教室日程が変則になっておりますので
お間違えのないようお気をつけくださいませ。
【展覧会のお知らせ】
●「第48回日本伝統工芸近畿展」●
・会期
《大阪展》5月 8日(水)~5月13日(月)
《京都展》5月22日(水)~5月27日(月)
・場所
《大阪展》大阪高島屋7階グランドホール
《京都展》京都高島屋7階グランドホール
・スケジュール
《大阪展》
5月12日(日)11時~ 受賞者が語る(上杉、佐野が参加します)
13時~ 木竹部会列品解説(竹雲斎先生が解説をされます)
この度、伝統工芸近畿展において、
竹雲斎先生、並びに弟子の上杉、本田、中村、 佐野の作品が出品されます。
今回、上杉が『大阪府教育委員会賞』
佐野が『新人奨励賞』賞を受賞し
大阪展の《受賞者が語る》の時間において作品の解説も行います。
お近くにお越しの際は是非ご高覧下さいませ。
教室に興味のある方、 申し込みご希望の方はこちらのページをご覧ください。
※只今、教室の方が満席により入会をお待ちして頂いております。
詳しくはメールまたは電話にてお問い合わせ下さい。