皆さまこんにちは!
日ごとに暖かさを増し
木も花もつぼみをふくらませて
春めいてきた今日この頃❀.+
もうすぐは〜るですねえ〜♬
最近、春一番を口ずさんでしまう市川です♪
先日、
教室の生徒さんで筍農家さんの竹林へ
見学に行って来たのですが
土中から小さな筍が
ひょっこり顔と出しておりました!!
なんとも言えない
可愛いらしい頭をしておりますね♪
筍の成長には
土の状態が大きく影響し
柔らかく粘土質な土をかけてあげることで
色の白いふっくらと柔らかな美味しい筍が出来るのだそう!
また、竹を整備して日当たりの良い綺麗な竹林を維持することで
翌年も良い筍が取れるのだそうです。
とても綺麗な竹林で感動でした!!
竹の葉の色で
その年の豊作具合が分かるのだそうで
今年は青々と濃い色の葉なので
豊作になりそうだと仰っていました!
これから収穫の時期に入り
忙しくなるそうなのですが
筍の可愛い頭を発見して
掘りたくてうずうずしてしまった市川なのでした!
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【3月23日(土)教室の様子】
教室体験
本日も体験の方がこられて
『世界にひとつだけの花籃』
を制作していただきました!
こちらの方は
木工で家具などを制作されており
ものづくりのお仕事をする中で
木工とは異なる竹工芸から
日本の伝統を学んでみたいとのことで
竹工芸に興味を持ってくださり
体験にいらしてくださいました!
今回、完成した作品のテーマは
『原子』
鉄腕アトムの心臓をイメージされて
制作されていました!
普段は寸法やデザイン、形や動きの流れなど
正確に測りながら
木工作品を制作されているとのことで
木工とは違う表現の仕方で
どんな自由な表現が出来るのかを
竹のしなやかさを生かして
試行錯誤しながら楽しんで
制作されておりました!
平面に編んだ四つ目の底から
立体的に仕上げる為に
ヒゴを曲線の流れを意識されながら
形を作られていき
最後にヒゴの長さを変化させて
仕上げたことでとても動きのある
素敵な作品となりました!
完成おめでとうございます!!
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今週は
いつも以上に賑やかな教室となりました!
こちらの方は
初級課題 『黒竹 四つ目編み花籃』
を完成されました!
この課題は縁の火曲げをするのですが
初めての火曲げとは思えないほど
とても綺麗に曲げていらっしゃいました!
最後に仕上げのリボンをつけて
可愛いらしい作品となりました!
花籃ではありますが
小物入れなどにも使えるので
色々な楽しみ方がありますね♪
完成おめでとうございます♪♪
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こちらは
上級課題『菊底編み花籃 貴婦人』
を皆さまそれぞれ進められて
制作されていらっしゃいます!
こちらの方は
菊底編みをされていて
幅1ミリ以下の細いヒゴで
3本縄目で編んでいるところです。
こちらの方は菊底編みから
コテ曲げでヒゴを立ち上げています!
ヒゴを折らないように
一本一本慎重にコテ曲げしていきます。
こちらの方は
立ち上げたあとの胴体を編み進めています!
型を使わず花籃の形を作っていき編むので
骨ヒゴの曲線具合と手のひらで押さえていくバランスが
綺麗な形に仕上げるポイントとなります!!
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今回の教室では
竹雲斎先生による
竹工芸のオリジナルの作品を制作するうえでの
コンセプトやデザインの考え方や
手順や進め方などのレクチャーがありました!
皆さまとても熱心に聞いておられ
積極的に質問されていらっしゃいました!
自分のオリジナルの作品を制作することは
表現したいテーマや、技法を考えながら
新たな事への挑戦なので
中々上手くいかない事もあるかと思いますが
私自身も皆さんと一緒に
自分の作品を作り上げていく楽しさや
新たな竹工芸の魅力を見出だせたらなと
思っております!!
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ティータイムでは
今回も皆さまから沢山のお菓子を
お持ちよりいただきましてありがとうございます!
今回のティータイムでは
4月中旬から制作予定のインスタレーション会場となる
トルコ エスキシェヒルに現在建設中の
隈研吾さん設計の現代美術館『OMM』の
お話で盛り上がりました!
インスタレーション作品が完成しましたら、
またご報告させていただけたらと思っております!
今年は海外制作や展覧会が多く
教室日程が変則的になっており
教室の生徒の皆さまには
ご迷惑をおかけしますが宜しくお願いいたします。
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【次回教室の予定】
4月 6日(土) 4月13日(土)
5月 4日(土) 5月11日(土)
6月 8日(土) 6月15日(土)
7月 6日(土) 7月13日(土)
教室日程が変則になっておりますので
お間違えのないようお気をつけくださいませ。
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【展覧会のお知らせ】
●「FENDRE l'AIR Art du bambou au Japon」●
(空を割く 日本の竹工芸)
・会期:11月27日(火)~2019年4月7日(日)
・場所:Musée du quai Branly (ケ・ブランリ美術館)
37, quai Branly - portail Debilly 75007 Paris
(最寄り駅: 地下鉄 アルマ・マンソー(Alma-Marceau)駅、
ポン・ドゥ・アルマ(Pt. de l'Alma)駅、ビラケム(Bir Hakeim)駅下車)
日本の竹工芸を紹介する展覧会としては、 ヨーロッパではこれまでで最大の展覧会が、
フランスのケ・ブランリ―美術館で開催されます。
160点近い作品に、7人の現代作家の作品や、
竹工芸の名家である田辺家、飯塚家についても紹介されます。
四代竹雲斎先生の作品も出品されますのでフランスにお越しの際は ぜひお立ち寄りください。
(フランス語、英語のみ)
●「第48回日本伝統工芸近畿展」●
・会期
《大阪展》5月 8日(水)~5月13日(月)
《京都展》5月22日(水)~5月27日(月)
・場所
《大阪展》大阪高島屋7階グランドホール
《京都展》京都高島屋7階グランドホール
・スケジュール
《大阪展》
5月12日(日)11時~ 受賞者が語る(上杉、佐野が参加します)
13時~ 木竹部会列品解説(竹雲斎先生が解説をされます)
この度、伝統工芸近畿展において、
竹雲斎先生、並びに弟子の上杉、本田、中村、 佐野の作品が出品されます。
今回、上杉が『大阪府教育委員会賞』
佐野が『新人奨励賞』賞を受賞し
大阪展の《受賞者が語る》の時間において作品の解説も行いま す。
お近くにお越しの際は是非ご高覧下さいませ。
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教室に興味のある方、 申し込みご希望の方はこちらのページをご覧ください。
※只今、教室の方が満席により入会をお待ちして頂いております。
詳しくはメールまたは電話にてお問い合わせ下さい。