皆さまこんにちは!
実りの秋を迎え
ますます食が進む今日この頃。
何を食べても美味しい季節なので
沢山食べ過ぎてしまい困っている
弟子の市川です!
先日、スーパーでお買い物をしていると
野菜売り場でこんなモノを発見しました!
『四方竹 しほうちく』
(スーパーの人が書き間違えて
四方竹ではなく
四方林になっていますね。。。笑)
こんな時期にタケノコ⁈
と思われる方もいらっしゃるかと思いますが
実は秋にしか採れない
珍しいタケノコなのです。
中国が原産とされる竹の一種で
切り口が四角いために
四方竹という名がついたのだとか
シャキッとした歯ごたえと
ほのかな苦味が特徴で
日本での生産は高知県で
10月〜11月上旬までの秋が旬のタケノコです。
早速、購入しまして
私は九州出身なので甘めのお醤油で味付けして
煮物にして美味しく頂きました!
秋に旬のタケノコが食べられるなんて
幸せです〜♪
皆さまもスーパーで見かけた際には
是非、手に取ってみてはいかがでしょうか?
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【11月3日教室の様子】
教室体験
本日、体験の方がお一人こられ
『世界にひとつだけの花籃』
を作られました!
こちらの方は
先日放送された某テレビ局の
『ポツンと一軒家』という番組に出演された
竹職人の方を見て
竹工芸に興味を持ってくださり
ご自身でも制作してみたいと思われ
今回、体験にいらしてくださいました!
最近はテレビ番組でも
竹細工の職人さんや
竹工芸の作家さんなどが
出演されているのを多く見かけます。
テレビ番組をきっかけに
竹に興味を持ってくださる人が増えている事は
とても喜ばしい事ですね♪
完成しました作品は
幾何学模様をイメージされて制作されたそう
左右対象な形で
周りの柔らかな曲線と
ヒゴの先端を四つ目に組む事で
デザイン性が強いモダンな雰囲気で
カッコイイ仕上がりの
素敵な作品となりました!
完成おめでとうございます♪
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先週から引き続き連続の教室でしたが、
今回も皆さま熱心に作業をされております!
こちらの方は
上級課題の『菊底編み花籃 貴婦人』
の底に高台を取り付けていらっしゃいます。
胴体の編みを少し編んでから
火曲げをして丸くした籐の高台を付けて
編み進めていくことで
安定さが増し籃の形が綺麗に編みやすくなります。
竹雲斎先生の手さばきを見る表情は
真剣そのものです!!
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こちらの方々は
中級課題『輪弧編み 鉄鉢』
輪弧編みを二枚に重ねて
ペア組み・ペア分け
という作業をされています。
幅の細い材料を80本以上のヒゴで
編んでいくので
ヒゴをどこから出すのか
どこを編むのかが分かりづらく
目が慣れるまでは
なかなか難しい作業なのです。。。
ポイントはペア組みをする前に
ヒゴの間隔を均等にすることで
編みやすくなります!
又、ヒゴの厚みも正確に取ることで
編みやすくなり
綺麗に仕上がるポイントとなります!
どの作品もそうですが
材料を丁寧に作ることで
編みの作業もスムーズに進めやすく
綺麗な作品に仕上がります。
この鉄鉢という籃は竹工芸で初めて人間国宝となった
生野祥雲斎が考案した盛り籠なんです!
別府では昭和20〜40年頃まで
盛んに生産されており
仕事が早い職人さんは
1日でヒゴ取りから仕上げまで
15個作った人もいたとか⁈
昔の職人さんの技術は凄いですね!
私も丁寧且つスピーディーな作業
出来るように
皆さまと一緒に頑張っていかなければ!!
苦労された分、完成した時の喜びは大きいはず!
大変な作業ですが完成が楽しみですね♪
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そして今回の教室では
姉弟子の成美さんがお子様を連れて
教室に来てくださいました♪
元気にすくすくと成長されていて
歩き回って一緒に教室を見学されているお姿は
とても可愛いらしく
教室の人気者でした♪♪
終わりの方では
竹雲斎先生の腕の中でぐっすりと
気持ち良さそうに眠っているお姿も
天使のような寝顔で
終始 癒されっぱなしの市川でした!
また是非遊びにいらしてください♪
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ティータイムでは
今回も沢山のお菓子を
お持ち寄り頂きました!
みなさま美味しいお菓子を
いつもありがとうございます!
そして今回は
実りの秋という事で!
新潟のブランド柿
『おけさ柿』を頂きました!!
とっても甘くて
口の中でとろけるような食感〜♪
美味しい物を食べてリフレッシュ!
今回も楽しい時間となりました
皆さま本当にありがとうございます!
ごちそうさまでした!
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【次回教室の予定】
11月17日 (土)
12月 8日 (土) 12月22日 (土)
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【展覧会のお知らせ】
お近くにお越しの際は是非ご覧下さい。
●第65回日本伝統工芸展•
⚪︎大阪展
・会期:11月7日 (水) 〜11月12日 (月)
・時間:午前10時〜午後7時30分 (午後8時閉場)
*11月9日 (金) 、10日 (土) は午後8時30分閉場
*最終日11月12日 (月) は午後4時30分まで(午後5時閉場)
・場所:大阪高島屋7階催会場
・入場料:一般500円、大学生以下無料
* HPにありますwebクーポンをお見せ頂きますと100円割引に てご入場頂けます。
●「FENDRE l'AIR Art du bambou au Japon」●
(空を割く 日本の竹工芸)
・会期:11月27日(火)~2019年4月7日(日)
・場所:Musée du quai Branly (ケ・ブランリ美術館)
37, quai Branly - portail Debilly 75007 Paris
(最寄り駅: 地下鉄 アルマ・マンソー(Alma-Marceau)駅、
ポン・ドゥ・アルマ(Pt. de l'Alma)駅、ビラケム(Bir Hakeim)駅下車)
日本の竹工芸を紹介する展覧会としては、 ヨーロッパではこれまでで最大の展覧会が、
フランスのケ・ブランリ―美術館で開催されます。
160点近い作品に、7人の現代作家の作品や、 竹工芸の名家である田辺家、飯塚家についても紹介されます。
四代竹雲斎先生の作品も出品されますのでフランスにお越しの際は ぜひお立ち寄りください。
(フランス語、英語のみ)
●「Tanabe Chikuunsai Ⅳ〜Bamboo Masters vol.4 」●
・会期:11月24日 (土) ~12月22日(土)
・場所:Galerie Mingei
5, rue Visconti 75006 Paris
ケ・ブランリ―美術館の会期に合わせまして、
Galerie Mingeiという日本の美術作品や工芸品を取り扱うギャラリー で
四代竹雲斎の襲名披露展が開催されます。
新作も含め50点近い作品が並びますのでぜひご高覧くださいませ 。
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教室に興味のある方、 申し込みご希望の方はこちらのページをご覧ください。
*只今、教室の方が満席により入会をお待ちして頂いております。
詳しくはメールまたは電話にてお問い合わせ下さい。