今年4月から弟子入りさせていただきました
市川と申します。
このブログを通して教室の事、
竹工芸の魅力を皆さまに
楽しくお伝えしていけたらと思っております。
拙い文章ではございますが、
どうぞよろしくお願い致します。
私は竹が大好きで、
竹工芸の作品を制作したり、
拝見したりする事は勿論ですが、
タケノコも大好きです!
毎年春の訪れとともにタケノコを楽しみにしています。
出回るのは毎年3月末ごろから
5月初旬にかけてのわずかな期間なんですが、
先日、タケノコを頂いたので
早速タケノコごはんを作って食べました。
ほろ苦く、ほんのり甘いタケノコを
今年も味わう事が出来て
とても幸せな市川です♪
そんなタケノコが生えている所を
皆様見た事はありますでしょうか?
実は工房の入り口には竹林があるのですが、
なんとっ!!!
先週からにょきにょきと
小さなタケノコが生えてきました!

こちらです↓

真ん中に高さ15センチ程の
小さなタケノコが生えてきているのがお分かりでしょうか?
右手の奥には40センチ程に成長したタケノコも生えていて
とても可愛いらしいタケノコです♡
普段、私達が食べているのは
孟宗竹のタケノコなんですが
こちらのタケノコは
とても幸せな市川です♪
そんなタケノコが生えている所を
皆様見た事はありますでしょうか?
実は工房の入り口には竹林があるのですが、
なんとっ!!!
先週からにょきにょきと
小さなタケノコが生えてきました!

こちらです↓

真ん中に高さ15センチ程の
小さなタケノコが生えてきているのがお分かりでしょうか?
右手の奥には40センチ程に成長したタケノコも生えていて
とても可愛いらしいタケノコです♡
普段、私達が食べているのは
孟宗竹のタケノコなんですが
こちらのタケノコは
『金明竹 キンメイチク』という
真竹属ハチク種の竹になります。
名前の通り茎と枝が黄金色(黄色)で、
芽のある側に縦に緑色の線があり、
黄金色と緑色が節ごとに交互に連なり
美しい竹なんです!

食べるとどんな味がするのか気になりますが、、、
鑑賞用の竹なので
タケノコの成長する姿を見守って、
楽しみたいと思います!
****
4月28日 (土)の教室の様子
今日から新しい生徒さんが2名お越しになりました!
前回、体験に来てくださった方々です。
教室では、課題の材料を
一から生徒さんに作って頂きます。
早速、鉈を使い慎重にに竹を割っておられました。

初めての方も
教室用のお道具を準備しておりますので
そちらを使って作業して頂く事が出来ます。
少しずつ慣れてくると、
自分の道具で作品を作りたくなりますよね。
工房では教室用のお道具も販売しておりますので、
自分に合ったものを選ばれると良いかと思います!
****
こちらの方はお花を生ける為のおとしを制作したい!
とのことで、
おとしを水平に切る為に調整されている所です。


この後、線に沿って真っ直ぐにノコギリで切っていきます。
そして、初級課題の一つ
『巣籠』と『掛け花籃』が完成いたしました!


おとしが入り一段と花籃らしくなりました!
最近はすっかり暖かくなり
野の花も沢山咲いているので
お花を選ぶ楽しみもありますね。
この籃にどんなお花を生けられるのか
とても楽しみです♪
完成おめでとうございます♪
****
こちらの皆さまは
最初の課題 『亀甲編み小物入れ』の底編みから
立ち上げの作業をしていらっしゃいます。
生徒さんに一人づつ弟子が付き、
マンツーマンで教えています!

皆様、今日中に完成させたい!と
真剣に作業していらっしゃいます。
時間ギリギリまで作業されて、
なんとか無事に完成することが出来ました!!
生徒さんの熱意に私も感銘を受けて、
今後も作品作りのお手伝いがしっかりと出来るように
私も皆さんと一緒に頑張って行きたいと思います!!!
****
母屋の方では
私と一緒に弟子入りをした林が、
中級課題の
『亀甲編み 黒竹 提籃』 バックの
立ち上げの作業を教えている所です。

バックのサイズは
生徒さんそれぞれに使う用途に合わせて
サイズを考えて作っていきます。
今回のバックは
見本よりも底を少し大きいサイズにされています。
底から上に編み進めいくと
上の口の部分を少しすぼめていき、
ころんとまん丸い形をイメージされて
作っておられました。
バックは日常でも使える課題なので、
完成して実際に使うことが出来るのが
とても楽しみですね♪
****
こちらは中級課題の
『輪弧編み 鉄鉢』の
輪弧合わせをされている所です。

輪弧編みを二重に重ねて、
ひと目ずらして
上、下を交互に合わせ編みをしていくのですが
これがなかなか大変な作業なんです。
細い材料で、
ヒゴの本数も多いので
慣れるまでは間違えてしまう事が多いのです。
私も訓練校時代に学びましたが、
編み間違えないように
『上輪弧、下輪弧』と
呟きながら作業していました!
生徒さんも覚える為に、
作業中の写真を撮って、
一生懸命に編み方を覚えておられました。
****
こちらの方は
完成された『網代編みのバック』を
持って来てくださりました。
とても素敵な仕上がりとなっています♪
完成おめでとうございます!!


持ち手の紐と金具は
ご自身でパーツを探してきて付けられたそうで、
肩にかけて長さが調節出来るようになっています。
姉弟子さんの肩にかけて頂きました。

携帯やスマートフォンに、
お財布や小物が
丁度入るサイズになっていて、
ちょっとしたお出かけや
お散歩などにとっても使いやすそうです♪
可愛いらしい
猫さんの模様の巾着縁は
取り外して、バックを収納する時に
巾着袋に入れられるようになっています!
バックの色は竹の表皮を磨き
染色をした上に、
漆を塗って仕上げておられますので、
艶のある高級感のある感じに。
縁の部分や
底の角の部分も
丁寧に籐かがりされていて、
作品に沢山の愛情を感じる事が出来ます。
それもそのはず!
この作品を作られた方は男性の方なのですが、
なんと!!
奥様の為に
作られたバックなのだそう!
こんな素敵なバックを作ってくださる
優しい旦那さまがいるなんて!!
とても羨ましい限りです!
孫の代まで大切に使って欲しい と
言っておられたのですが、
バックの制作理由をお伺いしたら
なんだか私まで幸せな気持ちになりました~♡
作品を作る過程は、
材料を作り、
編んだり、染色や塗装をしたりと
とても時間がかかり
大変な作業も多いのですが、
完成した時の喜びや
幸せを感じる事が出来るのも、
竹工芸の魅力の一つだと私は思っていて
又、愛情を込めて作品を作ると
それは作品に現れるもので
見る人に伝わるものなのだと。
作品を作るうえで
とても大切な事だなと
真竹属ハチク種の竹になります。
名前の通り茎と枝が黄金色(黄色)で、
芽のある側に縦に緑色の線があり、
黄金色と緑色が節ごとに交互に連なり
美しい竹なんです!

食べるとどんな味がするのか気になりますが、、、
鑑賞用の竹なので
タケノコの成長する姿を見守って、
楽しみたいと思います!
****
4月28日 (土)の教室の様子
今日から新しい生徒さんが2名お越しになりました!
前回、体験に来てくださった方々です。
教室では、課題の材料を
一から生徒さんに作って頂きます。
早速、鉈を使い慎重にに竹を割っておられました。

初めての方も
教室用のお道具を準備しておりますので
そちらを使って作業して頂く事が出来ます。
少しずつ慣れてくると、
自分の道具で作品を作りたくなりますよね。
工房では教室用のお道具も販売しておりますので、
自分に合ったものを選ばれると良いかと思います!
****
こちらの方はお花を生ける為のおとしを制作したい!
とのことで、
おとしを水平に切る為に調整されている所です。


この後、線に沿って真っ直ぐにノコギリで切っていきます。
そして、初級課題の一つ
『巣籠』と『掛け花籃』が完成いたしました!


おとしが入り一段と花籃らしくなりました!
最近はすっかり暖かくなり
野の花も沢山咲いているので
お花を選ぶ楽しみもありますね。
この籃にどんなお花を生けられるのか
とても楽しみです♪
完成おめでとうございます♪
****
こちらの皆さまは
最初の課題 『亀甲編み小物入れ』の底編みから
立ち上げの作業をしていらっしゃいます。
生徒さんに一人づつ弟子が付き、
マンツーマンで教えています!

皆様、今日中に完成させたい!と
真剣に作業していらっしゃいます。
時間ギリギリまで作業されて、
なんとか無事に完成することが出来ました!!
生徒さんの熱意に私も感銘を受けて、
今後も作品作りのお手伝いがしっかりと出来るように
私も皆さんと一緒に頑張って行きたいと思います!!!
****
母屋の方では
私と一緒に弟子入りをした林が、
中級課題の
『亀甲編み 黒竹 提籃』 バックの
立ち上げの作業を教えている所です。

バックのサイズは
生徒さんそれぞれに使う用途に合わせて
サイズを考えて作っていきます。
今回のバックは
見本よりも底を少し大きいサイズにされています。
底から上に編み進めいくと
上の口の部分を少しすぼめていき、
ころんとまん丸い形をイメージされて
作っておられました。
バックは日常でも使える課題なので、
完成して実際に使うことが出来るのが
とても楽しみですね♪
****
こちらは中級課題の
『輪弧編み 鉄鉢』の
輪弧合わせをされている所です。

輪弧編みを二重に重ねて、
ひと目ずらして
上、下を交互に合わせ編みをしていくのですが
これがなかなか大変な作業なんです。
細い材料で、
ヒゴの本数も多いので
慣れるまでは間違えてしまう事が多いのです。
私も訓練校時代に学びましたが、
編み間違えないように
『上輪弧、下輪弧』と
呟きながら作業していました!
生徒さんも覚える為に、
作業中の写真を撮って、
一生懸命に編み方を覚えておられました。
****
こちらの方は
完成された『網代編みのバック』を
持って来てくださりました。
とても素敵な仕上がりとなっています♪
完成おめでとうございます!!


持ち手の紐と金具は
ご自身でパーツを探してきて付けられたそうで、
肩にかけて長さが調節出来るようになっています。
姉弟子さんの肩にかけて頂きました。

携帯やスマートフォンに、
お財布や小物が
丁度入るサイズになっていて、
ちょっとしたお出かけや
お散歩などにとっても使いやすそうです♪
可愛いらしい
猫さんの模様の巾着縁は
取り外して、バックを収納する時に
巾着袋に入れられるようになっています!
バックの色は竹の表皮を磨き
染色をした上に、
漆を塗って仕上げておられますので、
艶のある高級感のある感じに。
縁の部分や
底の角の部分も
丁寧に籐かがりされていて、
作品に沢山の愛情を感じる事が出来ます。
それもそのはず!
この作品を作られた方は男性の方なのですが、
なんと!!
奥様の為に
作られたバックなのだそう!
こんな素敵なバックを作ってくださる
優しい旦那さまがいるなんて!!
とても羨ましい限りです!
孫の代まで大切に使って欲しい と
言っておられたのですが、
バックの制作理由をお伺いしたら
なんだか私まで幸せな気持ちになりました~♡
作品を作る過程は、
材料を作り、
編んだり、染色や塗装をしたりと
とても時間がかかり
大変な作業も多いのですが、
完成した時の喜びや
幸せを感じる事が出来るのも、
竹工芸の魅力の一つだと私は思っていて
又、愛情を込めて作品を作ると
それは作品に現れるもので
見る人に伝わるものなのだと。
作品を作るうえで
とても大切な事だなと
改めて思いました。
****
おやつタイムでは、
たくさんのお持ち寄りいただいた
お菓子を頂きながら、
現在 智美術館で展覧会中の
先生のお話を聞いたり、
生徒さんが今度テレビ取材を受けるそうで、
そのお話で盛り上がり楽しい会となりました♪
放送日など詳細が分かりましたら、
またご報告させて頂きますね。

みなさま、
美味しいお菓子
いつもありがとうございます。
****
本日の教室が終わり、
生徒さんの帰り道の風景です。

こちらのお二人は、
次回の課題で使われる白竹を持ち帰えられて、
御自宅で作業されるとのこと!
GW中は作品作りをするぞ~!!と
意気込んでおられました。
生徒さん達のやる気はとても素晴らしく、
夕日を背に浴びながら、
白竹を抱えて持ち帰えられている後ろ姿が
なんだかとってもカッコよくて、
素敵な場面だったので
思わずパシャリと写真を撮ってしまいました!
また次回、
教室でお会い出来る事を
楽しみにしております♪
次回教室の予定
5月12日(土曜日)5月26日(土曜日)
6月 2日(土曜日)6月16日(土曜日)
****
【展覧会情報】
現在、開かれております
展覧会の関連行事で
5月19日に竹雲斎先生の
****
おやつタイムでは、
たくさんのお持ち寄りいただいた
お菓子を頂きながら、
現在 智美術館で展覧会中の
先生のお話を聞いたり、
生徒さんが今度テレビ取材を受けるそうで、
そのお話で盛り上がり楽しい会となりました♪
放送日など詳細が分かりましたら、
またご報告させて頂きますね。

みなさま、
美味しいお菓子
いつもありがとうございます。
****
本日の教室が終わり、
生徒さんの帰り道の風景です。

こちらのお二人は、
次回の課題で使われる白竹を持ち帰えられて、
御自宅で作業されるとのこと!
GW中は作品作りをするぞ~!!と
意気込んでおられました。
生徒さん達のやる気はとても素晴らしく、
夕日を背に浴びながら、
白竹を抱えて持ち帰えられている後ろ姿が
なんだかとってもカッコよくて、
素敵な場面だったので
思わずパシャリと写真を撮ってしまいました!
また次回、
教室でお会い出来る事を
楽しみにしております♪
次回教室の予定
5月12日(土曜日)5月26日(土曜日)
6月 2日(土曜日)6月16日(土曜日)
****
【展覧会情報】
現在、開かれております
展覧会の関連行事で
5月19日に竹雲斎先生の
スペシャルトークが行われます。
お近くにお越しの際
ご覧いただけたら幸いです。
●「線の造形、線の空間」●
飯塚琅玕斎と田辺竹雲斎でめぐる竹工芸
2018年4月14日(土)ー7月16日(月祝)
スペシャルトーク
ギャラリートーク形式
○5月19日 (土) 15時~
お近くにお越しの際
ご覧いただけたら幸いです。
●「線の造形、線の空間」●
飯塚琅玕斎と田辺竹雲斎でめぐる竹工芸
2018年4月14日(土)ー7月16日(月祝)
スペシャルトーク
ギャラリートーク形式
○5月19日 (土) 15時~
『竹雲斎が継承するもの』
四代田辺竹雲斎氏
○6月16日 (土)15時~
○6月16日 (土)15時~
『琅玕斎を中心に飯塚家の制作について』
鈴木さとみ氏(栃木県立美術館学芸員)
*申込不要・要観覧券
菊池寛実記念 智美術館
〒105-0001 東京都港区虎ノ門 4-1-35 西久保ビル
(最寄駅: 銀座線・虎ノ門駅: 出口3より徒歩10分)
http://www.musee-tomo.or.jp
****
四代竹雲斎先生の作品や
教室の生徒さんで入賞されました山之口さんの作品、
姉弟子で入選された上杉、本田、佐野の
作品も展示されますので、ぜひご高覧ください。
第47回日本伝統工芸展近畿展
2018年5月23日(水)一5月28日(月)
京都高島屋7階 グランドホール
http://www.nihonkogeikai.or.jp/exhibition/kinki/47
教室に興味のある方、申し込みご希望の方はこちらのページをご覧ください。
http://shouchiku-school.seesaa.net/article/210416974.html?1371962968
*申込不要・要観覧券
菊池寛実記念 智美術館
〒105-0001 東京都港区虎ノ門 4-1-35 西久保ビル
(最寄駅: 銀座線・虎ノ門駅: 出口3より徒歩10分)
http://www.musee-tomo.or.jp
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四代竹雲斎先生の作品や
教室の生徒さんで入賞されました山之口さんの作品、
姉弟子で入選された上杉、本田、佐野の
作品も展示されますので、ぜひご高覧ください。
第47回日本伝統工芸展近畿展
2018年5月23日(水)一5月28日(月)
京都高島屋7階 グランドホール
http://www.nihonkogeikai.or.jp/exhibition/kinki/47
教室に興味のある方、申し込みご希望の方はこちらのページをご覧ください。
http://shouchiku-school.seesaa.net/article/210416974.html?1371962968
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