第47回日本伝統工芸近畿展

こんにちは、弟子の中村です。

 3月に入り日増しに暖かくなってまいりましたが、

朝や夜はまだ寒い日もありますので、

皆様お身体にお気をつけてお過ごし下さい。

 
3月10日  土曜日

体験の方がいらっしゃいました。

今回は教室の生徒の方の姪っ子さんがとても興味持っていたそうで

教室で最年少となる小学一年生の女の子が体験に来てくれました。

とても可愛いお花のイメージで作られました。

制作している姿は、1年生とは思えないくらいしっかりしていて
手先もとても器用でした。
完成までもスムーズで、素敵な作品が完成しました。

ものを作る事が好きと言っていたので

竹を編む面白さを感じてもらえたでしょうか?

完成おめでとうございます!


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通常は、竹雲斎工房では5年生以上の高学年の子を対象に小学校などでワークショップ(竹かご制作)を挑戦してもらっています。
今回は、特別に1年生のお子様に体験してもらいました。




前回の体験で籃を作られた方が今回お花を生けた写真を見せてくださいました。

鮮やかなお花が竹籃によってより一層引き立っていてとても素敵です。

実際に使って頂いている様子を見れるのはとても嬉しいです。

本当にありがとうございました!

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巣籠(すごもり)花籃、完成されました!

竹かごは、底から編むのですが、

最初の亀甲編みの立ち上げ(スタート)が
六角形で編んでいくだけではなく五角形となる部分も出てくるため、

迷いやすいところですがしっかり覚えておられてて正確に編まれていました。

シンプルだけど難しいと仰っていましたが、ゆったりした素敵な作品に仕上がっていました。

完成おめでとうございます!

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こちらの生徒さんは完成まであと少しです、完成が楽しみです!

 


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今回は長い竹を割っている方がいらっしゃったり

初めて竹を割り始めた方がいらっしゃいました。


竹を割る音
へぎの音(竹ヒゴを薄くする作業)、
幅とりの音(幅を揃える作業)
銑を引く音(厚みを揃える作業)
 


竹を編む時間はとても静かな時間が流れるのですが、

この日は材料作りの沢山の音に包まれていてとても賑やかでした!

 
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教室では、初級、中級、上級の課題があります。

上級の課題が終わると日本伝統工芸近畿展出品に向けて制作をすることが出来ます。

なんと今回の第47回 日本伝統工芸近畿展 では

教室の生徒さんの山之口啓子さんが大阪府教育委員会賞を受賞されました!

本当におめでとうございます!!!
 

約2年かけて様々な図面を書くところから始められて
完成までとても丁寧に制作されていました。

熱意、執念のこもった作品となっており凛とした佇まいの【網代編み飾り筥「縁」】です。

 「縁」は  (えにし)  と読みます。

 頑張っているお姿を知っているので、
本当に、工房一同とっても嬉しい受賞でした!

今回は弟子一同も出品しており、入選しました。

 

皆様、本当におめでとうございます!

 
入選、受賞された作品は以下の展覧会で見ることが出来ます。

 ◆ あべのハルカス近鉄本店タワー館11階呉服売場・美術画廊・アートギャラリー
 2018年05月02日~ 2018年05月08日
 

京都高島屋7階 グランドホール 
 
 2018年05月23日~ 2018年05月28日
 

 
入選、受賞された作品は以下の展覧会で見ることが出来ます。

 http://www.nihonkogeikai.or.jp/




 

菊池寛実記念 智美術館にて

 
414日(土)~716日((月・祝)にわたり展覧会を行う予定となっております。
 

住所

105-0001 東京都港区虎ノ門 4-1-35 西久保ビル

最寄駅

銀座線・虎ノ門駅: 出口3より徒歩10




教室の予定

3月24日(土曜日)

4月14日(土曜日)4月28日(土曜日)

5月12日(土曜日)5月26日(土曜日)

お間違えの無いようにお気をつけ下さい。





 教室に興味のある方、申し仕込みご希望の方はこちらのページをご覧ください。

http://shouchiku-school.seesaa.net/article/210416974.html?1371962968

 




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