こんにちは、弟子の中村です。
11月3日は「文化の日」でしたね。
戦前は明治天皇の誕生日であることから 「明治節」と言われていましたが、
戦後は日本国憲法がこの日に公布され、自由と平和を愛し、文化をすすめることを趣旨とした「文化の日」となりました。
歴史が変わり時代とともに祝日の名前や意味が変わると知りました。
時代の変化について考えるきっかけとなりました。
最近は気温の変化も大きく、ますます冷え込んできていますので、お体に気を付けてお過ごし下さいませ。
11月4日
なんと、、、
10月から新しい方が弟子入りしました。
今月から教室の先生として、濵口が加わります!
濵口は、高校卒業後に京都伝統工芸大学校で2年間勉強し、
田辺竹雲斎工房に弟子入りしました。
一生懸命、言葉で表現したり、実際に手本を見せている姿がとても印象的でした。
教室初日でも、生徒の皆様と沢山話していて盛り上がっていました。
更に明るい竹工芸教室となりそうです!
竹雲斎先生、上杉、中村、佐野、 濵口の5人となります。
より良い教室となるように頑張りますので、
これからもどうぞ宜しくお願い致します。
竹工芸は竹だけではなく、籐も使って制作されることが多いです。
縁の部分を籐で巻いたり、手や足(底の角や側面から竹をそわせて籃を支える部分)などをとめたり、飾りとして籐を使います。
籐かがりをされている生徒さんがいらっしゃいました。
網代編み籃の籐かがりをされている方は、
4つサイズの違う網代編みの籃を制作されています。
今は2つ目の籃の籐かがりをされています。
徐々にコツをつかんだご様子で同じ力加減できれいにかがられていました。
一つ目の課題である亀甲編み籃を制作されていた生徒さんの完成作品
二つ目の課題の四つ目編み籃を制作されている生徒さん
それぞれシンプルなかがりなので左手で、きっちり押さえながらかがっていきます。
シンプルに巻くのでわかりやすいですが、ほどけやすいと言う面もあります。
押さえながら片手で巻く事が難しいとおっしゃっており、
少しやり直して、納得するところまできれいに仕上げられていました!
良い作品を制作するためには粘り強さが大切だとしみじみ感じました。
少し締め具合が変わるだけで印象がガラッと変わることもあるのでこだわりポイントだと思います。
教室の様子です!
次回の教室は
ベルギーでの個展があり、教室の日が変更となっております。
申し訳ございませんが、どうぞ宜しくお願い致します。
教室の日程
11月25日(土)
12月 2日(土) 12月23日(土)
ベルギー/ブリュッセル個展の詳細です。
会場 Pierre Marie Giraud gallery
期間 2018年11月21日―12月23日
オープニングレセプション 11月18日 14:00-18:00
インスタレーションを制作致します。
ホームページはこちらです。
ご迷惑お掛けしますが、どうぞ宜しくお願い致します。
教室に興味のある方、申し込み希望の方はこちらのページをご覧ください。
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