長い竹ヒゴづくり



こんにちは、弟子の中村です!



最近雨の日が多く気温も低めですが、皆様の体調はいかがでしょうか?


私は雨があまり好きではありませんが、


雨が続くと工房の中庭のコケが元気に感じます!


コケが生き生きしている様子が見られることは嬉しいので雨の日も


必要だと感じます。



また朝も冷え込み出しましたので、


上着を羽織ったり長袖を着たりして体調を崩す事がないように


お気をつけてお過ごしください。





10月1日






菊底編みカゴの材料づくりをしている生徒さんがいらっしゃいました。



この課題では長い竹ヒゴが必要となります。


なので、だいたい畳一畳分ぐらいある長い竹を割っていきます。


最初は「竹を縦に立てて割っていくんかなぁ?大変そう」と仰っていましたが、


長い竹を上手に割っていらっしゃいました。


竹を横に倒し、はじめは木槌でナタを叩いて割り、はじめのきっかけを入れて


割り進めます。


次々と割っていき細くなったらいつもとあまり変わらずに割っていけますが、


最初は力がいります。


ナタを持っていない方の手や脇でしっかりと固定させることが出来れば


ナタが扱いやすくなり、割りやすくなります。


長い竹を割っている時に節の裏が出ていたらケガをしやすいので、


節の裏をとる作業をします。

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長い竹ヒゴづくりは慣れるまでは扱いが大変だと思いますが、


上手く節を越える練習になると思います。


良いヒゴができ、良い作品ができることを楽しみにしています!



 





一輪挿しを完成された生徒がいらっしゃいました。


とてもぴったりな おとし を作られましたので、あとは家に飾って


お花を生けたら素敵な一輪挿しが完成ですね♪


その生徒さんが、


自分で作った作品にお花を生けるときに、作った過程や難しかったところ、


うまくいき気に入ったところを思い出しながら生けるのかなと想像したら


私も嬉しくなります。


完成おめでとうございます!

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編んでいる生徒さんの写真です。


1つ目の課題である亀甲編みを編み始めた生徒さん
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鉄線編みという難しい編み方を一生懸命覚えている生徒さん
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花六つ目編みのとても細いヒゴをさしている生徒さん
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教室は月に2回で、2斑に分かれ午前(10時~12時)と午後(13時~16時)を


交代で行っております。


そして午後の14時30分から15時までは休憩タイムがあります。


その時間は、先生と生徒さんで竹談義をされたり、


ちょっとしたコミュニケーション時間となります。





今回の休憩タイムではフランスにありますギメ美術館に制作しました


インスタレーションの解体の話しで盛り上がっていました!


また、産経新聞に5日間連続で掲載されました小竹先生の記事を熱心に


読んでおられる生徒さんもいらっしゃいました。





次の教室でも産経新聞の記事を置いていますので是非ご覧ください!















教室に興味のある方、申し込み希望の方はこちらのページをご覧ください。
http://shouchiku-school.seesaa.net/article/210416974.html?1371962968







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