こんにちは、弟子の中村です。
リオデジャネイロで開催されているオリンピックを見ていて、
特に様々な競技の団体戦が見ていて熱くなりました。
選手一人一人にドラマがあり感動する場面がありました。
そんなオリンピックも終わりに近づくと8月も終わりに近づいていると感じます。
8月20日
漆塗りを初めてされた方がいらっしゃいました!
今回漆を塗られた作品は網代編みの合わせ蓋の作品です。
染色をして乾いた後に切り藁をかけます。
切り藁とは短く切った藁を束ねたものです。
それを使い残っている染色の塵や粉を払います。
染色の後が残っているとマットな印象ですが
キッチリ切り藁をかけると作品につやが出ます。
切り藁をかけたり、きれいにしてから作品に漆を塗ります。

先生の作業を一生懸命観察して漆塗りに挑戦されていました。


はじめは慎重に作業していらっしゃいましたが、
少しずつ慣れた手つきでされていました。
終わったら「難しかった」とおっしゃってましたが、
初めては皆そう感じると思います。
漆はゆっくり塗っていたら乾いてしまったり、埃がたくさんのってしまいます。
なのでスピードも大切ですが、漆は繊細だと感じます。
初級授与おめでとうございます!
教室では、初級、中級、上級があり各級の課題が終わると授与され、次の級に進みます。
今回、初級授与式が行われました。
午前3人と午後1人でした。
以前はリビングに集まって頂き授与式が行われていましたが、
今回は茶室で行われました。
まず外で手と口を清めます。

その後は茶室に入り
掛け軸と生け花を拝見し、

各自の場所に座ります。
授与される方全員が座りましたら小竹先生が入られます。
一人ずつ授与され賞状を受けとります。


最後に写真を撮りました。

これからもそれぞれの良さが現れている作品が見れることを楽しみにしています。
おめでとうございます!
私が教室の手伝いをするようになって半年が経ちました。
この時期に初級課題の1、2個めの課題をされていた生徒さんが次々と課題を進められています。
材料作りをしている姿を見て、一つ一つの作業に慣れてきていると思いました。
月に2回の教室ですが、皆さん本当に頑張って上達されていると思います。
前回のブログで出題しましたクイズの答えを発表します。
「世界には何種類の竹があるでしょうか?」
答えは、約1200種類です。
ちなみに日本には約600種類あると言われています。
世界の約半分の種類が日本にはあると思うと、
もっと沢山の人に竹について興味をもってもらえたら嬉しいです。
教室に興味のある方、申し込み希望の方はこちらのページをご覧ください。
http://shouchiku-school.seesaa.net/article/210416974.html?1371962968
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