材料づくりと編み


こんにちは、弟子の上杉です。


2015年04月29日~05月05日 大阪高島屋にて開催させていただきました、
「空海と高野山1200年」 をテーマとする 竹 × 漆 のコラボレーション展も無事終了いたしました。

お越しいただいた皆様、誠にありがとうございます。

今展は、大阪展では未発表の作品を追加し、東京高島屋へ巡回致します。
そちらも合わせて、どうぞよろしくお願い致します。




そうこうしている内に、
久々、駅から工房への道を歩いていると、
ヤマモモの樹が 緑色の小さな実を どっさり 付け初めていました。




  05月 16日 (土)



約1ヶ月ぶりの教室となりましたが、
皆さん変わらずお元気そうで、和気藹々とおしゃべりが弾んでおりました**



今日はお一人の体験の方が来られ、いつもの”世界にひとつだけの花籃”をつくられました!

2015.05.16  (14).JPG

作品のテーマは 「 宇宙 」 だそう。
混沌とした 広がり、、、収縮と拡張を感じます。
「縦横無尽に行き交う竹ヒゴが、丁度たくさんの小窓になって、花も活けやすそうですね」と お伝えすると、それも計算に入っているとのことでした! すごい!




2015.05.16  (16).JPG






さて、こちらのお二人の花籠も完成が見えて参りました,,,,,,

”六つ目編み” で編み上げた籠に、 ”レンガ” と呼ばれる幅の広い竹ヒゴを差しています。


2015.05.16  (1).JPG



「縫うように差してゆくので、薄い方が… と言われていたのがよくわかった (笑)」
と、少し苦戦しておられました。


自分でつくったヒゴで 実際に編んでみて初めて そのヒゴの良し悪しもわかってくるかと思います。

その経験を繰り返して、少しずつ、感覚を掴んでいければ..
と、我々弟子も同じ想いです!!





一方こちらは 竹 では無く、 籐(とう =ラタン) をこなしていらっしゃいました。

2015.05.16  (9).JPG

籐は、竹よりも切れやすく、このように細いヒゴにするのは難易度の高い作業です。
さすが、長年 教室に通われている生徒さんのお一人、丁寧にこなされていました!



教室に興味のある方、申し込み希望の方はこちらのページをご覧ください。
http://shouchiku-school.seesaa.net/article/210416974.html?1371962968

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