門松つくり


こんにちは!弟子の上杉です。


すっかり寒くなったなぁと思っているうちに、
木々の先には新芽が膨らみ、春の気配を感じるようになりました。

冬はまだまだこれからですが、そうこうする間に春になるのでしょうね。

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私にとっての2014年は、昨年以上に足早に過ぎた1年でした。

今年の最も大きな出来事は、京都の竹屋を辞め、
田辺竹雲斎工房に弟子入りをしたことです。

その時に立てた今年の抱負は、”インプットの年にすること” 。

アウトプットは一旦置いて、根本から自分の地盤を見直し育てる年にしたい
と、思って過ごしてきましたが、将に、学ぶことの多い日々でした。

その抱負は、来年も引き続きそうです。
来年と言わず、弟子の間はずっとそうなのかもしれませんね…!**



皆さんは、どのような1年を過ごされましたか?

早かった方、遅かった方、
変化のあった方、いつも通りだった方、

色々いらっしゃることと思います。
そんな中、今年最後の教室では毎年恒例の 門松 をつくりました!




2014年12月20日(土)


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年の瀬、最後の教室は 門松つくり の日です!
切りたての青竹 の先端を斜めに落とし、シュロ縄で括ってゆきます。

切る際は バリ が出ないように 2人ひと組になったり、
シュロ縄 の 男結び に苦戦したり・・・
皆さん楽しそうに作業されていました!*

これで、新年の準備もバッチリ☆ でしょうか

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門松 が完成した方から、青竹の お箸 と 箸置き も制作されました!

ご家族の多い方はたくさんつくって大変そうでした。笑

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※ お正月までまだ数日ありますので、
  竹の青さを保つために、冷蔵庫か冷凍庫での保管をぜひお願い致します!
  (竹の中の水分を逃がさない為です。)






また、こちらは 以前ご紹介させていただいた生徒さんの新作バッグ**
ファーやコサージュがついて、ゴージャスな印象に仕上がっています。

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竹のバッグ と言えば、和服に似合うものが多いですが、
こちらは、洋服でも使えるようにイメージされています。





実は、今日の教室は、大学の卒業制作のために来られていた
生徒さんの 最後の参加日でもあります・・・

作品も無事 完成しました!!

ご本人としては、満足している点も 反省点も、両方あったようですが、
若々しくて楽しい、いい タペストリー が出来たのではないかと思います**

気になる作品 の 写真・・・は、卒業制作展が始まってからのお楽しみ☆ 
ということにさせてください!


教室に通っておられた数ヶ月の間に、竹の材料作りも随分上達され、
様々な編み方にも挑戦することができました。
来年から お顔を拝見できないのは さみしいですが、
卒業後も元気にご活躍されることを祈っております!




竹工芸教室の皆さん、またこのブログをお読みくださっている方々、
本年は大変お世話になりました。

田辺竹雲斎工房一同、皆様のご健勝をお祈り致しております。

よいお年をお迎えください。




教室に興味のある方、申し込み希望の方はこちらのページをご覧ください。
http://shouchiku-school.seesaa.net/article/210416974.html?1371962968

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