こんにちは。 弟子の田嶌です。 5月25日(土) もう日中は暑いくらいの気温になり、初夏を感じる季節ですね。 前回“素材を知る”というお話をしたので、今回は竹の次によく使う「籐」について少し説明したいと思います。 籐(ラタン)は東南アジアを中心に熱帯雨林地域のジャングルに自生するヤシ科の植物で、日本名で「籐(とう)」と呼ばれる、200種以上ある植物の総称です。 ツル性植物で、節があり、とげを持った表皮に包まれています。 その繊維は植物中最長にして最強といわれ、長さが200メートルを超えるものもあり、他の樹木にからみつき空に向かって伸びていきます。 その生命力の強さから、通常の木材よりも丈夫で折れにくく、曲線の加工もしやすいため、細かく裂いたものを編んで籠としたり、太いものはステッキや家具のフレームなどに使用されます。 日本には自生していないので、輸入されたものを私たちは使用していることになります。 とげもある籐の整備されていないジャングルでの収穫は危険極まりないとのことです。 私たちの手元に来るときにはとげもなく、ツルツルの状態です。 籐は太さが様々ですが、私たちが制作に使用するのは5~10mmくらいですね。 これは籐を買いに行った小竹先生らがお店の人に聞いてきた話を私たちにしてくださったの…

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